WordPressテーマの「子テーマ」の作り方

WordPressテーマの「子テーマ」の作り方
2019/02/02

既に配布されているテーマをベースに機能の追加やスタイルを調整してテーマを作る…といった場合には子テーマを使います。

配布されているテーマの公式HPなどで子テーマの配布も行っていることもありますが、配布されていない場合は自分で作成する必要があります。

子テーマの作成方法について紹介します!

WordPressテーマの子テーマに必要なファイル

子テーマとして必要なファイルは以下の2つです。

  • style.css
  • functions.php

この2ファイルを含んだフォルダを作り、親テーマが保存されているフォルダに保存します。

例として「Twenty Seventeen」の子テーマを作るとしたら上のようなファイル構成になります。

子テーマのフォルダ名は親テーマのフォルダ名に-childをつけた名前にすることが推奨されていますが、強制ではありません。

functions.php

functions.phpは空でも特に問題ありませが、PHPの開始タグくらい書いておくといいかもしれません。

style.cssの編集

ファイルの準備ができただけではまだWordPressに子テーマとして認識してもらえません。

style.cssに次の2点を追記します

  • Theme Name(子テーマ名)
  • Template(親テーマ)

Templateは「親テーマ名」ではなく、「親テーマのフォルダ名」を指定します。

「Twenty Seventeen」の子テーマを作る場合はTemplateに「twentyseventeen」を指定します。

まとめて書くと次のようになります。

/*
  Template:twentyseventeen
  Theme Name:twentyseventeen-child
*/

無事子テーマとして認識されるるようになりました!

ただ、これだけだと親テーマのスタイルシートがうまく反映されず、表示が崩れると思いますので、親テーマのCSSを読み込むカスタマイズも合わせてやっておきたいところです。